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 の乾燥感〜性交痛


 膣や性器の変化に伴う症状


 皮膚のハリや、みずみずしさを保っているのはエストロゲンの作用です。
 更年期に入ってエストロゲンが減少すると、
 皮膚は萎縮して、乾いた状態になります。

 膣やその周囲にもおなじことが起こり、
 加齢による細胞の衰えに加え、
 エストロゲンの低下で皮膚や粘膜が薄くなります。

 本来は性的に興奮すると、膣の壁から分泌液が出て膣を潤しますが、
 この分泌液も減ってきて、膣内部が乾いた状態になります。

 さらに、かなり個人差はありますが、
 大陰唇や小陰唇といった外性器が徐々にしぼんで薄く小さくなります。
 こういった変化によって、膣の乾燥やかゆみを感じたり、
 性交時に痛みを覚えるようになります。

 外性器の皮膚が薄くなり、粘膜も弱くなるため下着でこすれたり、
 性交時の刺激などでもすぐに傷ついて出血する、
 といったトラブルも見られるようになります。

 程度の差はありますが、
 更年期以降の女性には誰にでも起こる症状です。


 日常生活の工夫

 @ パートナーに理解を求める

  性交痛をがまんしたまま性生活を続けていると、
  不満が重なって、ますます痛みを感じるようになります。
  また、お互いの関係もしっくりいかなくなります。
  男性に女性の更年期の体のメカニズムについて説明し、理解を求めましょう。

 A 痛みをやわらげる工夫を

  性器の挿入をスムーズにする潤滑ゼリーなどで対処する方法もあります。

 B 保湿液で乾燥を調節して

  外性器の乾燥が気になる人は、
  デリケートゾーンに日常的に使う専用の保湿液も市販されています。

 C 細菌感染に気をつけましょう

  膣内は、本来弱酸性です。
  エストロゲンが減少すると膣内の酸性度が落ち、
  細菌に対する抵抗力が落ちてきます。
  膣粘液も薄くなり、傷がつきやすくなります。
  このような状態になると、細菌感染を起こしやすくなりますので、
  外陰部の清潔を心がけることが大切です。



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