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睡眠障害の症状と原因

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睡眠障害

睡眠障害の主な種類と症状

①不眠症
(症状)
眠りたくても眠れない。
A. 入眠障害 → 寝るまでに1時間以上かかる。
B. 中途覚醒 → 一晩に2回以上覚醒して、その後なかなか寝付けない。
C. 早期覚醒 → 朝の目覚めが普段より2時間以上早く、目覚めた後眠れない。
D. 熟眠障害 → ぐっすり眠ったという実感がなく、寝足りなさが常に残る感じ。
このA~Dのうち1つ以上あてはまり、週3回、1ヶ月以上続いた場合を不眠症と呼びます。

②過眠症
(症状)
日中の過度な眠気、居眠り、それに関連した全身の倦怠感や集中力の低下を覚える睡眠障害。

③概日リズム障害
(症状)
睡眠、覚醒のリズムが昼夜でズレてしまう睡眠障害。 代表的なものが時差ボケなのですが、リズム睡眠障害は次の3つに分けられます。
A. 睡眠相遅延症候群
望ましい入眠時間よりもかなり遅れて眠り(午前3~4時)、朝起きられない(正午ごろ起床)。 このために社会生活に支障をきたす状態。
B. 睡眠前進症候群
寝る時刻が早くなるために夜起きていることが出来ない状態。
C. 非24時間睡眠覚醒症候群
体内時計が25時間サイクルで睡眠と覚醒が繰り返してしまい、1日1時間ずつリズムがずれる。 夜更かし、朝寝坊、昼夜逆転などを1ヶ月ごとに繰り返します。

④睡眠時随伴症
(症状)
寝言、夢遊病、いびき、夜糞症など、睡眠中に起こる。異常な行動を伴う睡眠障害。

睡眠障害の原因

睡眠障害には、一過性不眠と短期不眠、長期不眠があります。
一過性不眠は、身内の不幸や旅行など、突発のストレスで起こり、持続期間は数日程度です。
短期不眠は、持続性のストレス状態や急性の身体疾病などが関与している場合もあります。
長期不眠は、1ヶ月以上続く不眠で、原因はさまざまです。
睡眠障害は、症状も原因も多種多様です。原因がはっきりしている病気とは違い、「なぜ睡眠障害になったのか?」 その理由を探ることから治療は始まります。

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